入社理由は、利他主義への共感と、やりたいことがLIFULLで働く中で見つかりそうだと思えたからです。

就職活動時、自社の利益を追い求めるのではなく、自信をもって人のためになると思える仕事がしたいと考えていましたが、何社も選考を受けている中でもやもやとした違和感を感じることが多々ありました。また、学生時代から「さまざまな人々がイキイキ暮らせる世の中を創ること」という漠然としたビジョンを持っていましたが、具体的にどの分野で、どうやってというところまでは描けていませんでした。

そんな中で出会ったLIFULLで「利他主義」という言葉を知り、すごく腑に落ちたんです。「人のためにする。それが自分の幸せにもつながる。」ことをストレートに目指していいんだって思えました。また、LIFULLは業界や分野を絞っておらず、新規事業の立ち上げにも積極的で、働く社員たちもさまざまなビジョンを持っていたので、まだ業界・分野を絞れていない自分でも、ビジョンを持つメンバーと一緒に働くうちに具体的な自分のビジョンを持ち、進みたい業界分野で活躍できると考え入社を決めました。

現在、衣食住の住の部分で「自分らしく、楽しく、わくわく、実行できている」を実現できるよう選択肢のひとつとしてのリノベーションの普及に携わっています。

主なものとして、「LIFULL HOME'S」のリノベーションと売買領域サイトのサービス企画と、リノベーション協議会というリノベーション普及のための業界団体への参画です。2018年にはプロモーション委員長も務め、全国で数万人を集客したリノベーションEXPOの開催の旗振りなどをしてきました。

これまでの住まい選びは、価格や家賃、駅からの距離や通勤時間といったスペックや、新築の物件が好まれるため、同じ企画・デザインの建売や住宅の供給者側の都合で考え、作られた家を、大多数の人が良しとするようなパッケージングされた住まいをユーザーが受け入れ、購入をしてきました。しかし、リノベーションは中古住宅を、①自分らしく変えられる　②家のコンセプトやこだわり、デザインから参加できるので作るわくわくや楽しみがある ③②と重なる部分はありますが、自分もリノベーションに参加し、実行できる、と私の考えるイキイキをすべて備えています。

それ以外にも、エリアの選択肢が少ない新築物件と比べて、多くの中古物件の中から自分にあったものを選ぶことができるので、より住みたい街に住める楽しさや、住んでからもさらにリノベーションして進化させていく楽しさがあります。このような多くの可能性があるリノベーションの魅力を、もっと社会に広め、一般的な選択肢になるようにしていきたいと考えています。