学生時代に偶然見かけたアプリコンテストに応募し、審査を通過したことをきっかけにエンジニアの道に進みました。それまで開発経験などありませんでしたが、そのアプリコンテストをきっかけに自分が考え、作ったものに対するフィードバックが聞けること、作ったものを実際にユーザーに使ってもらって喜んでもらえることを楽しいと感じるようになり、本格的にエンジニアを目指そうと思いました。

新卒ではチームで一からサービス作りを経験したいと考えスタートアップに入社。2社目は、既に出来上がっているチームでの開発を経験。サービスの運用・改善から得られた顧客の声を反映したサービス作りなどをしてきました。

LIFULL には、2014年に中途入社しました。住まい探しは、生きている上で誰もが経験することなのに不安や不平等といった「不」を感じることが多い業界だと感じ、そこで何かできないかと考えました。

当時アプリ開発専門部署の立ち上げのタイミングだったことに加え、アプリの大幅なリニューアルなどに関われそうなこと、年齢や属性が幅広く非常に多くのユーザーに使ってもらえる可能性のあるサービスに初期段階から関わることができること、自分の意見や経験をサービスにダイレクトに反映できる環境だと感じたこと、この3点から入社を決意しました。

私が担当しているスマートフォンアプリは、環境の変化がとても速いことと、ユーザーの距離がとても近いことが特徴的だと思います。日々、アプリストアのレビューを経由してさまざまなユーザーの声が開発者に届きます。ポジティブなものもあればネガティブな声もありますが、「LIFULL HOME'S」に対するユーザーの生の声を聞き、プロダクトに活かすことができる環境です。

住まい探しはアプリだけではなくウェブサイトでもできますが、あえてアプリを選んでもらうために「アプリでしかできない体験」を生み出していくことで、少しでもユーザーの住まい探しの役に立ちたいと考えています。

例えば、今までは条件を入力して検索をして家を探していましたが、ARを活用した「かざして検索」のように、スマートフォンを気になった街並みにかざすだけで、空室や売り物件を手軽に探せるという今までになかったような住まい探しの体験を多く、提案できたらと考えています。

そのためには、最新技術を積極的に取り入れながらサービスとして適切な形に落とし込み、いち早くユーザーに提供していく。いただいた声を元にしてさらに改善していく。ということに挑戦し続けています。